この記事は2019年8月8日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
詫間町の「粟島」へ行ってきたよ。瀬戸内国際芸術祭2019秋会期の舞台
瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期には、芸術祭の舞台となる『粟島』へ行ってきました!
三豊市詫間町の沖合に浮かぶスクリューのような形をした島が粟島です。
実は、この粟島汽船券売&待合所は、瀬戸内国際芸術祭2013の作品の一つもでもあり、その後、2016年、そして、今回2019年の鑑賞作品の一つでもあります。
山田紗子/須田港待合所プロジェクト「みなとのロープハウス」
須田港から船(粟島汽船)で
2013年の瀬戸内国際芸術祭の際に、粟島汽船の旧待合所(右)と新待合所(左)を作ったときに、2つの建物を結びつけるように漁業用ロープを巡らせて作られた作品なのです。2013年の夏に完成してから、ずっと、この港の目印の一つにもなっています!
チケット販売&待合所
大人330円・子ども170円 (片道お1人様)
乗船口
スナくん&メリちゃん
船の船体に書かれているマスコットの「スナくん & メリちゃん」
なんと、この詫間町の沖合にはたまにスナメリが泳いでいます。スナメリはわかりやすい背びれなどがないので、泳いでいても見つけにくいのですが・・・、秋~冬の間、船長さんに聞いてみると、見られる日もあるかもしれません!
15分の船旅を終え船を降りると、島の人たち手作りの看板やブイブイ人形がお出迎え。
粟島開発総合センター
ちょっとした相談事やトイレなどは港から目の前の粟島開発総合センターをご利用ください。
粟島マップ
まずは、粟島港から歩いていける見どころスポットをご紹介します!
粟島海洋記念館
港から歩いて5分程度のところにある「粟島海洋記念館」
粟島は北前船の寄港地としても栄えた時代があり、島に暮らす人の多くも船乗りさんを始め、船に関わる仕事されている方がたくさんいました。
そんな時代を先読みし「これからは船員を育て、また新しい知識も勉強していかなければいけない」という島民のあつい想いから、明治30年(1897年)日本初の海員養成学校が設立されました。その後、多くの船乗りさんがこの学校から巣立って行ったと言われています。
この建物は大正9年(1920年)に建てられ、学校が閉校となった今も、この地のシンボルとして残されています。来年2020年には、築100年となりますが、改修補強工事などを行い、建物を保存利用できるようにしていく計画もあるそうです。
館内の様子
館内には、懐かしい気持ちにさせてくれるフォトジェニックなスポットがいくつかありますので、ゆっくりと楽しんでみてください!
◇ 粟島海洋記念館
住所:〒769-1108 三豊市詫間町粟島1541
電話:0875-84-7884
定休日:毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
営業時間:9:00~16:00 (入館は無料)
関連リンク:三豊市観光交流局
※定休日・営業時間等は記事作成当時のものです。
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